人がそこに暮らすことで「場」がより豊かになるような 暮らしのしくみを提案するソイルデザイン研究所。

○パーマカルチャー学
そもそもパーマカルチャーとは何か。循環する暮らしとは一体どういうものなのか。
ソイルデザインの日々の暮らしを舞台に、分かりやすくご紹介していきたいと思います。


○デザイン研究
パーマカルチャーデザインを暮らしに取り入れると、どんな効果が得られるのか。 それを実際に実験をしてデータをとったり、
自然のしくみに沿った暮らし、「未来の暮らし」につながるライフスタイルをデザインし、自ら具現化したり、
それを叶える暮らしの道具を設計、製作したり。 日々のなかで実践と発見の繰り返されるソイルデザインの現場を、ぜひのぞいてみてください。
culture
2014.05.10

『エコロジー2.0 輪廻転生』

輪廻転生とは動的平衡を先人が肌で感じていたことだと思う。
下水道を廃止して堆肥やバイオガスを作ることで処理する社会インフラを整備すれば、年間4兆円ものコストを抑えられ、新た
な正しい公共事業を行え経済を活性化し、資源を作ることができる。そしてなによりも国土を守ることができる。
正しい経済活動は地球の仕組みから。エコロジー2.0。
動的平衡と輪廻転生

labtools
2013.10.01

大谷石でロケットストーブを試作

暮らしのエネルギー利用の研究
落ち枝や廃材を低燃費で薪(たきぎ)として使えるロケットストーブをラボで試作。自然の仕組みである煙突効果を利用した
シンプルな構造。ストーブというと暖房器具を思いつくけれども、アメリカではコンロのことを意味したりする。
ペール缶を再利用して作ることが流行ったけれども、石で作ると耐久性がいいし景色になる。
この大谷石のロケットストーブは、ソイルデザインのプロダクツになる予定。早速、予約が入ってしまった。急がねば!
庭で拾った小枝でティータイムはいかが?

凝灰岩煙突焜炉 正面
自然の形を意識して焚き口の支えをらせん状にデザイン。

 

 

 

凝灰岩煙突焜炉 製作途中
ラボで制作中の景色。
脚の角度をすっとした線に収めた。拾ってきた小枝を小さな棚にストック。

凝灰岩煙突焜炉 斜
お友達と拾った小枝で愉しく豊かなティータイムはいかが?
最高のおもてなしとなるはず。

labdays
2013.09.15

『未来の暮らし』

未来のライフスタイルは、都市の作られた環境からの単純な暮らしの刺激でなく、本物の環境から得られる深い刺激を求めるこ
となのかもしれない。

子供たちは、その暮らしの刺激を受けて感覚や価値観、生きる能力を発達させ育っている。そして、この刺激の数々は、人知を
越えている。

田んぼで千里と宙、キューちゃん

lab
2013.09.14

おかゆスプーンと受け皿

おかゆや鍋料理で使え、土鍋やルクレーゼにも合うようないい木のスプーンがないので作ってもらいたいという要望をいただき、
デザインして試作してみた。

軽い栗材と真鍮の板で製作。受け皿は、受け皿としてだけではなく、片口の皿として使える。スプーンの仕上げは、こんど見て
もらったときに決めてもらう。

お母さんがお父さんと子供たちにおかゆを取り分けている暮らしの景色を想像しながらデザイン。これから、おかゆや鍋物など
温かい料理の季節になるので使ってもらえるのが楽しみだ。


受け皿におかゆスプーンがこのように収まる。鍋物時は、食卓が楽しくなりそうだ。


おかゆスプーンは、軽くて水に強い栗材を受け皿は、抗菌作用のある真鍮を素材として使った。素材それぞれに意味がある。

片口受け皿
受け皿は、片口のお皿として利用することもできる。

labdays
2013.08.19

『未来の暮らし』

未来のライフスタイルは、都市から離れても生きていける生き方なのかもしれない。
オオムラサキ(雌)が庭のクヌギに留まっている。
生きているということは、他の生き物と共にある。
彼女らの存在から感じる豊かさと安心感。

庭のオオムラサキ

culture
2013.04.01

初めての一冊に

「パーマカルチャー」という言葉。

まだまだ聞き慣れない人が多いと思います。



この言葉の生まれはオーストラリア。

ビル・モリソンさんが体系化したもので、

「人間にとっての恒久的持続可能な環境をつくり出すためのデザイン体系」のことをさします。





なかなかその言葉だけで、意味するところを推し量るのは難しいところ。



パーマカルチャーって何だろう。

興味のある方におすすめの一冊が、

「パーマカルチャー -農的暮らしの永久デザイン-(農文協)」という本。



パーマカルチャーを学ぶ教科書のような一冊で、

サステナブルな暮らし・自然エネルギーに興味のある方には、目からウロコの知恵がいっぱい!



ガーデニングをしている人、これから家を建てようとしている人にも

参考になる実践的な情報が転がっています。



ぜひぜひ、新しいことを学び始める春の一冊に。



(文:豊泉千鶴)



lab
2013.03.09

「暮らしの断片」

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物は単なる物ではない。暮らしの断片であり、文化を伝達する媒体。
そして、僕の大切な資料。

labtools
2013.03.08

堆肥つくりの研究 家庭用生ゴミ処理機

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「くるくる堆肥箱」の試作が出来た(笑)。

生ゴミを入れて、ハンドルでクルクルと木箱を回すことで堆肥を撹拌できるシンプルなもの。
つづく…

labtools
2013.03.07

古材を使って道具立を作ってみた。

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古材や果樹園の剪定枝の塊を有効利用。
「三連丸穴道具立」を作ってみた。
自然のパターンである縞模様の木目が地層のように横に流れていて綺麗。
ざっくりとした使い古しているような雰囲気が気に入っている。